美肌菌(皮膚常在菌)配合の美容液を試作!
皆さんこんにちは、DERMATICSJP浅川です。
前回に続いて、試作品に配合している新成分についてお話したいと思います。
今日お話しするのは「美肌菌(皮膚常在菌)」です。
別名、美肌フローラなどと呼ばれたりもしています。
さて、この美肌菌(皮膚常在菌)とは一体どういった役割を担っているものなのでしょうか。

皮膚常在菌とは、健康な人の皮膚表面(角質層)に存在する菌のことで、たとえばニキビの原因の1つとしても有名は「アクネ菌」などもその一種になります。
それ以外にも、保湿(主に水分保持)やの役割を担うものなどもあり、外界からの刺激からお肌を守ってくれる成分なのです。
そして、今回試作中の美容液に配合する菌は以下の4種類になります。

(1)バチルス発酵菌
酵素の働きでタンパク質を分解。肌に負担をかけすぎることなく、穏やかに肌の不要な角質を取り除いてくれます。これにより、肌そのものが柔らかくなり、化粧品の浸透が良くなります。
(2)酵母エキス
角質層の水分を増加させたり、EGF(成長因子)の生成を活性化。メラニン生成の素となるチロシナーゼを阻害しシミそばかす予防してくれます。
(3)美肌ビフィズス菌
肌の自然修復機能を高めてくれます。
(4)乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)
炎症、アレルギーなどを予防するための肌バリア機能を上げてくれます。
聞いたことのない名前がずらっと並んでおり、難しく感じるかもしれませんが、
いずれも肌そのものに存在し、普段私たちの肌を守ってくれています。
年齢や環境によって軽減してしまうと言われている「美肌菌」を、美容液で補うことで、肌そのものが持つ菌の働きをより一層高めてくれると期待されています。